今日はカタメに生薬のはなし

  • 2016.03.30 Wednesday
  • 17:57
子宝漢方として、いろいろな漢方処方に入っている
トウキという生薬について調べてみました。

当帰というのはセリ科の植物で、夏にかわいらしい小さな白い花がまとまって咲きます。
葉っぱにはほのかにセロリのような少しくせのある香りがあって、
漢方薬に使われる植物であることを感じさせます。
種まきすると丈夫でよく育ち、大きく葉をしげらせます。
一度種をまけば、その後も毎年春になると出てきてぐんぐん育ちます。
まびいた葉を花瓶に挿しておいても長いこと元気で青々しています。
その強い生命力を利用しない手はありません。
当帰という名前の由来には、昔々、病に倒れた女性が当帰を食べたらすぐに回復したお話しや、
子宝に恵まれなかった女性が当帰を食べたらすぐに妊娠したというお話しがあるそうです。
昔から重宝されてきた生薬なのですね。

生薬として使うのは30cmほど地中に伸びている太った根の部分で、
香りが高いほど高級品といわれます。
中医学での当帰は、補血活血(いきいきとめぐりのよい血を補う)
行気止痛(気のめぐりをよくして痛みを止める)
潤腸通便(腸を潤して便通をよくする)の効能をもち、
血をつかさどる心、血を蔵する肝、血を統べる脾に薬効が入るので、
血虚血滞を問わず主薬として用い、女性の良薬であるとされています(「中医臨床のための中医学」参考)。
生理不順、生理痛、妊娠中から産後まで、
女性によいとされるさまざまな処方の主薬として配合されています。

また、血が補われて体の栄養状態がよくなると、
肌が潤いきれいになるので皮膚疾患で使われる処方でも配合されているものがあります。
女性によいものではありますが、もちろん男性にも使っていただきたい生薬です。
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